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音フェチのロフトワーカー8人が選ぶ私的ベストアルバム

早くも2016年が終わりますね。

クライアントのみなさん、クリエイターのみなさんと喜怒哀楽を共有し、
お得意のWebのみならず、空間、新規事業・サービス開発など、
いろとりどりのチャレンジングなプロジェクトを支援させていただいたロフトワーク。
今年もほんとうにありがとうございました。

さまざまな価値創出を振れ幅大きくご支援できたのも、
異能なメンバーが揃うロフトワークだからこそ!
なんだと手前味噌ながら感じています。

そこで、ロフトワークの異能さ(ユニークさ)を違った切り口から感じとってもらえれば、と
年の瀬にお贈りする「音フェチなロフトワーカーが選ぶ私的ベストアルバム」企画です。

そうそう、2016年は音楽体験もサブスクモデルが浸透し
一気に変わった1年でしたね。

こんなメンバーたちと、こんな音楽鳴らしながら、2017年も愉しんで歩んでいきます!


重松 佑 セレクト

Goldmund『Sometimes』 

「美しい音の波に包まれる。Helios名義でも知られるGoldmundのアンビエント/ポストクラシカルなアルバム。坂本龍一もゲスト・アーティストとして参加。ピアノを中心とした音の1つ1つが静かに深く沈んでいく。暗闇の中で光が射したときにだけ輝くクリスタルのように透明で純粋な音の結晶。」


寺井 翔茉 セレクト

Jack Garratt『PHASE』

「ギター、シンセ、ドラムを一人で演奏しながら歌う25歳の天才マルチプレイヤー。
と聞くと大道芸のようなキワモノかと思いきや、パワフルなドラムソロやセクシーなギターソロなど演奏も一級品! ハスキーボイスのボーカルは、ブラックミュージックのような高音からファルセット〜悶えるようなシャウトの振り幅が気持ち良い。
音源ではJames Blakeの流れを汲んだ今風オシャレソングにも聞こえるが、実はライブでの印象は真逆の『ロック!!』なことも伝えておきたい。ぜひYouTubeで音源とライブを聴き比べてみてほしい!」


川上 直記 セレクト

never young beach『fam fam』

「世間も世界もホトホト騒がしかった2016年に、愛しき『ふつー』の日々の音楽を鳴らすカッコよさ。でもって『明るい未来』なんてど真ん中164キロストレートを投げ込んで『あー、完全に売れた』と思ったけど、颯爽と駆け抜けて行ったのは星野源だった。それもまた『ふつー』の日々に起こり得るミラクルなんだけど『お別れの歌』のPVような小松菜奈とただただイチャイチャするようなことがあってはならない。許される訳がない!爆発しろ!とか、このアルバムを聞くために自転車じゃなくて歩いて通勤したり、酎ハイ飲みながら夜な夜な管を巻いてました」


国広 信哉 セレクト

Innov Gnawa『Innov Gnawa (Toura Toura)』

「モロッコの伝統音楽グナワを演奏する6ピースバンド。3弦楽器ゲンブリの伴奏に、鉄製カスタネットとハンドクラップ、時に唄。重ーいグナワはいっぱいあるけど、軽やか&ハッピーに演奏してくれるので胸ヤケしない!日本の秋祭りで男たちが「よーいやっさ」と神輿担いで酒飲んでるような祝祭的な雰囲気。
「最近音楽が全部おんなじに聞こえる」みたいなそこのあなた、試しに聞いてみるといつもと違う風景が見えるかも」


上村 直人 セレクト

Telefon Tel Aviv『Fahrenheit Fair Enough』

「海中を漂っているような没入系エレクトロニカ。やたら冷える冬の夜の帰り道、音量を2割増しにしたiPodで耳を塞ぎ、できれば眼も閉じる。軽く酔っているとなお良し。
再生ボタンを押す。心地良い音に引っ張られ、海の底まで一気に落ちていくような感覚に襲われる(弾ける電子音はさながら水中の気泡か)。すれ違う人、風で揺れる葉、思考、すべてがスローダウンしていく。
決してファッショナブルで万人受けするものではないが、脳みそがとろけるほどの音への没入体験はそうそう味わえないので、思い立っては聴いてしまう」


堤 大樹 セレクト

David Bowie 『Blackstar』

「2016年は国内外問わずかなり質のよいアルバムが多く、とても悩んだんですが、“ベスト”と言われたので一番アルバムを通して聴いたであろうボウイを選びました。先の先の先まで見越していたような重厚な作品は、69歳の人間が作った作品だとは思えないくらい新鮮。暗くてどこか妖しげな雰囲気なのに、突如訪れる多幸感が最高に気持ちいい。
元祖で最先端なロックスターは、自らの死まで含めて作品にしやがったのが本当にずるい」


村田 美樹 セレクト

Chance the Rapper『Colouring Book』

「“Acid Rap”をリリースしてから3年ぶりのアルバムとなった“Coloring Book” 。
3年の間に直面した音楽業界の悲惨さとズルさを逆手にとって、ハッピーさ全開で真っ向から対抗した曲たちは、ヤバく風通しの良いアルバムとなった。これを聴きながらクーラーの効いた田園都市線に揺られていた夏が懐かしいなあ。
今の寒い季節だったら、暖かい家の中で部屋着のまま、曲に合わせて全力で踊るのがオススメ。
ハッピーヒップホップよ、どんどん広まりますように」


藤田 健介 セレクト

小林径 『Whole Lotta Shakin’ Goin’ On』

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「80年代からレアグルーヴ/クラブジャズのDJとして名を馳せてきた径さんが、これまでの威名を捨て去り、エクスペリメンタル・ミュージックのDJとして、生まれ変わった『小林径』が刻まれたミックスアルバム。ただでは踊らせないぞ、という径さんの遊び心や、音への強い好奇心が随所に散りばめられたミックスとなっている。ときにはポップに、ときには陰鬱に、ジュルジュルと耳を這うような音や、暗闇に響き渡る奇怪な音による一席をお楽しみあれ」

 

 

 

原 亮介 原 亮介

関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。クライアント企業のオウンドメディア、サービスのグロース戦略・戦術の企画を主に担当。編集が好き、声が素敵と言われる。ヒトの心を動かすコミュニケーションをテーマに、その本質的なメカニズムと最先端の手法を研究中。>>プロフィール詳細

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