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ぼくが気になったCMS 5選+おまけ@CMS大阪夏祭り2017

前回「Craft CMSはいいぞ」という記事を書きましたが、CMSはWordPressだけではありません。

そんな多種多様なCMSが一同に会すのが「CMS大阪夏祭り」。
CMS大阪夏祭りは、さまざまなコンテンツ管理システム(CMS)のコミュニティが出展し、その特徴や良さをアピールするCMSの博覧会。
CMSの開発元や、プロフェッショナルなエンジニアと直に顔を合わして交流することができる貴重な機会です。
出展CMSコミュニティは去年より3つも増えて過去最大級を更新しました

そんな中で、個人的に気になったものをいくつかニーズ別に紹介したいと思います。

「高度なことを将来的にしたいけど、WebサイトもCMS導入も初めて」なら、a-blog CMSかも

商用でWebサイトもCMSも初めてなら、a-blog CMSがいいかもしれません。
公開されているページ上で直接コンテンツを更新でき、テンプレートの制作に必要な作業はHTMLで完結する”敷居の低さ“がありつつ、記事のコンテンツをブロック単位で自由にレイアウトができる「ユニット機能」、会員制コンテンツ、位置情報の取得、多段階の承認フローなど、高度なこともできる”守備範囲の広さ“が、a-blog CMSの強みだと思います。

a-blog CMS公式サイト

「多人数で、ページを見たまま直感的に編集し、簡単に運用したい」なら、concrete5®かも

複数人体制で運用し、簡単にページ編集をしたいなら、concrete5®がいいかもしれません。
ページを見たまま、ドラッグ&ドロップで直感的に編集でき、多人数で運用するウェブサイトを念頭に設計されているため、そのニーズにはぴったりだと思います。
承認フローはデフォルトで1段階、有償パックで多段階に対応しています。
画像やドキュメント、動画ファイルなど、そのサイトの大切な資産を管理するのに心強い、強力なファイルマネージャー機能を備えているのも特徴の一つです。

concrete5®日本語公式サイト

「データを細かく持ちたい・コンテンツ同士が複雑に関連しあったサイトを運用したい」なら、Craft CMSかも

データを細かく持ちたい・コンテンツ同士が複雑に関連しあったサイトを運用したいというニーズなら、Craft CMSがいいかもしれません。
Craftは、機能やダッシュボードのUIがWordPressと似ていますが、デフォルトで柔軟なカスタムフィールド機能を持っていること、逆参照が可能な強力な関連付け機能を持っていることが特徴です。

Craft CMS公式サイト(英語)

Craftについて詳しく知りたい場合は、こちらもどうぞ。
「CMS大阪夏祭り」注目株!?「Craft CMS」がすごいので広めたい」

「小規模なHTMLサイトをCMSでコンテンツ管理したい」なら、Pulse CMSかも

ポートフォリオサイト、ローカルなお店のサイト、ブログサイト、ランディングページなど、ミニマムなサイトをCMSで管理したいというニーズなら、Pulse CMSがいいかもしれません。
Pulse CMSは、静的サイトCMSでデータベースが不要です。
シンプルなので、あまり難しい事はできませんが、とにかく軽くて早い!
インストールはSFTPでアップロードするだけ。
インポートツール「Tereport」を使えば、WordPressからの移行も簡単です。
デザイナーだったら、Macアプリ「Blocs」を使えば、ノーコーディングでサイトを作れます。

Pulse CMS日本語公式サイト

「継続的な改修をしながら運用していきたい・デザインはそのままに裏側を変更したい」なら、Soy CMSかも

継続的な改修をしながら運用していきたい(特にECサイト)・デザインはそのままに裏側を変更したいというニーズなら、Soy CMSがいいかもしれません。
HTMLファイルさえあれば組込みが簡単にでき、プログラム構文を含まないのが特徴です。
そのため、継続的な改修があるサイトでも変更コストは少なく済みますし、公開側はできるだけそのままにシステムを入れ替えるということも容易におこなえるCMSです。
Soy CMS公式サイト

おまけ「既存のCMSの設計思想にとらわれず、自由に作りたい」なら、Prototype(仮)かも

(※画像はぼくが適当に作ったイメージです)

最後にご紹介するのは、今年ローンチ予定のPrototype(仮)
CMSというよりWebアプリケーションフレームワークなので、「おまけ枠」としましたw
Prototype(仮)は、自分自身の開発そのものを管理画面で行うのが特徴です。
既存のCMSでは、不要な機能を無効化したり、あるいは実装したい形があるのにそのCMSの設計思想には合わず、余計な開発コストが発生してしまうということはままあることです。
このPrototype(仮)は、そういったストレスから解放してくれるかもしれません。
テンプレートは、HTML Template、Twig、Smarty、Movable Type風に記述することができます。
ローンチが楽しみですね!

いかがでしたか。
WordPress以外にもさまざまなCMSがあるので、ニーズにあわせてうまく使い分け、運用できれば良いなと思います。
ご参考になれば幸いです。

弊社では20種類ほどのCMSを扱い、導入実績がありますので、CMS製品の比較・検討に悩まれたら是非こちらからご相談ください〜

安藤 大海

ロフトワークの日本神話オタク。
2016年にロフトワーク入社。
前職でサイト制作をおこなってきたスキルを活かし、主にWordpress案件における技術面のサポートを行う。