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Movable Type 7を難しい言葉を使わずにざっくり説明します

ホームページの更新を簡単にしてくれるもののひとつである「Movable Type」
その新型が2018年4月に発売という発表がありました。

シックス・アパート、CMSプラットフォーム「Movable Type 7」のデベロッパープレビューを公開

では、どんな新機能が備わったのか、ホームページをに例えて説明します。

6畳間だらけ家?

誤解を恐れずに言えば、これまでのMovable Typeは6畳間だけでしか家を建てることしかできませんでした。
これは6畳のワンルームではなく、6畳間だけなら何部屋でも増やすことができる家です。
どの部屋も6畳間ということさえ我慢すれば、10部屋でも100部屋でも1,000部屋でも増やせます。

movable_type

しかし当然のことながら、もっと広い8畳間とか、キッチンとか、トイレとかも必要ですよね。
そう、そこで建築業者の腕の見せどころです。

  • 特定の6畳間だけ壁を壊して大広間にする
  • 6畳間に無理矢理シンクを備え付けてキッチンにする
  • 8畳間だけの家、キッチンだけの家、トイレだけの家を個別に建て行き来してもらう

そこには建築業者の数だけ涙ぐましい努力と工夫や、秘伝の技が生まれてきました。

あたりまえのこと?

さて、新型Movable Typeではどうなるのかと言えば単純です。
6畳間も8畳間もキッチンもトイレも好きなように作れるようになる、です。

それって、他のホームページの更新を簡単にしてくれるものであるWordPressconcrete5DrupalCraft CMSとかで前からできていたことですよね?
と言われたら、その通りです。

concrete5

なぜ、そうなったかと言えば、以前は個人がのんびり暮らす1軒屋が建てられれば十分だったのが、ここ数年で大勢の住民が暮らすマンションを建てられなければいけなくなり、更にそのマンション経営で収益を上げることも求められるようになったからです。まあ、急激なニーズの変化が大きな原因だと思ってください。
それでも、建築業者のみなさんの秘伝の技によって十分に持ち堪えていたわけです。

和風建築?

他のもので既にできていたことなら、今更騒がなくてもいいのでは?
と言われたら、その通りです。

しかし、WordPress、concrete5、Drupal、Craft CMSなどは洋風建築で、Movable Typeは和風建築と言ったら、どうでしょう。
世の中に少なからず和風建築の家を求める人がいれば、建築業者の端くれとしては和風建築で家を建てます。
その建築が楽になって建築費も抑えられて、お施主様も住みやすいと言ってくれるのなら、理由としては十分です。

和風と洋風という言葉ですが、ホームページの更新を簡単にしてくれるものの世界では静的と動的という言葉で表現されます。これを書籍で例えると、普通の本が静的電子書籍が動的になるかなと思います。
更にバーチャルリアリティ(VR)の世界で例えると、ドームスクリーン搭載のコックピットに乗り込む「機動戦士ガンダム 戦場の絆」が静的で、ヘッドマウントディスプレイで仮想世界に没入する「ガンダムユニコーンVR 激突・ダイバ上空」が動的かな。。。

どなたか、よい例えをご教授ください。

なんとなく、このままだと大工と間違われそうなので、ちゃんとオープンコラボレーションを通じて、Web、コンテンツ、サービス、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・エージェンシーの一員らしく、ホームページの更新を簡単にしてくれるものを図説したイラストを描き直してしてもらうことにします(ΦωΦ)

川竹 敏晴 川竹 敏晴

大学卒業後、システム開発会社にエンジニアとして勤務。Java等を用いて大小様々なWeb系システムを開発。その後、Web制作会社にて数多くのCMS導入案件の開発を担当したのち、2011年にロフトワーク入社。主にCMS導入案件の技術的なサポートを担当している。自他共に認めるCMS好きで、日々新しいCMSの研究を行なっている。>>プロフィール詳細

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