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ほぼ週刊・Craft CMSでつくるブログサイト第2号 セクションタイプ製造編

テクニカル・ディレクターの安藤です。

前回は、CraftCMSをXサーバーにインストール〜セットアップまでをやりました。

参考記事:ほぼ週刊・Craft CMSでつくるブログサイト #1 インストール編

今回から、本格的なブログサイト作りをはじめます。

インストールしたサイトのドメイン/admin/loginから、ダッシュボードにログインしましょう。

そしたら左メニューの「設定」をクリックして、「セクション」を選びます。

こんな画面になります。

セクションタイプについて

ここでセクションタイプについて説明しましょう。

Craft CMSの「セクションタイプ」は、WordPressでいうところの「投稿タイプ」に相当する機能です。

タイプはシングルチャンネルストラクチャーの3つあります。

名称 階層 作成できるページ数 WordPressにおける似た機能
シングル なし 1ページのみ
チャンネル なし 制限なし 投稿
ストラクチャー あり 制限なし 固定ページ

チャンネルストラクチャーはわかりやすいと思います。

大きな違いは、ページとして存在させるかデータなのかを、任意で選べること

シングルは、1セクション=1ページのセクションタイプです。
画面を見ると、ホームページ、つまりはTOPページがシングルとして作られていますね。

TOPページやサイト内のランディングページなど、イレギュラーな1ページはシングルで作るといいでしょう。

ブログ記事のセクションタイプをつくる(チャンネル)

では、ブログ記事用のセクションタイプを作ります。
「+新規セクション」をクリックします。

設定を次のようにします。

  • 名前:blog
  • ハンドル:blog
  • セクションタイプ:チャンネル
  • このセクションのエントリは自分のURLを持っています:チェック
  • エントリURLの形式:{blog_category_select.first.slug}/{id}
  • エントリのテンプレート:blog/_entry.html
  • デフォルトのエントリーステータス:on
  • このセクションへの入力のためにバージョン管理は可能ですか?:チェック

入力したら保存します。

{blog_category_select.first.slug}は、このあと作るカスタムフィールド”{blog_category_select}で最初に選んだカテゴリーのスラッグ”という意味です。

例えば、豊川稲荷(円福山豊川閣妙厳寺)に行った記事を書くとしましょう。
カテゴリーには「神社」と「お寺」があります。
稲荷といえば稲荷”神社”を思い浮かべますが、豊川稲荷は”お寺”なので、この記事には両方を紐付けたいとします。
こういう時、URLに含むプライマリカテゴリを「お寺」にして「神社」も選べたら、両方のカテゴリーページからこの記事に行くことができます。
すると、この記事のURLは「ブログのドメイン/temples/123」といった感じになります。

カテゴリーのセクションタイプをつくる(ストラクチャー)

カテゴリー機能自体はデフォルトでちゃんとあります。
しかし、先述のような「任意の順番でカテゴリーを複数選ぶ」ことが現時点ではできません。
複数選択する場合、カテゴリIDの若い順(先に作った順)でしか選択できないのです。

というわけでカテゴリー用のセクションタイプを作ります。
子カテゴリも作りたいので、今回は「ストラクチャー」になります。

  • 名前:ブログカテゴリー
  • ハンドル:blog_category
  • セクションタイプ:ストラクチャー
  • このセクションのエントリは自分のURLを持っています:チェック
  • 最上位入力データ:{slug}
  • 縮小された入力データ:{parent.uri}/{slug}
  • エントリのテンプレート:blog_category/index.html
  • デフォルトのエントリーステータス:on
  • このセクションへの入力のためにバージョン管理は可能ですか?:チェック

最大レベルは空欄でokです。
入力したら「保存」をクリックします。

作ったら左メニューの「エントリ」を開いて確認してみましょう。

タイプごとに、すべてのセクションタイプが表示されているはずです。

試しに、「blog」を選んでから「新しいエントリ」で編集画面を開いてみます。

なんもないですね。
ここから、カスタムフィールドを製造して編集画面を作っていくわけです。

というわけで、次号はカスタムフィールド製造に必要なプラグイン編をお送りします。
お楽しみに!

安藤 大海 安藤 大海

ロフトワークの日本神話オタク。
2016年にロフトワーク入社。
前職でサイト制作をおこなってきたスキルを活かし、主にWordPress案件における技術面のサポートを行う。